日、一文章

部屋の鍵です
屋上に洗濯物干しに行って来ました
部屋に入って直ぐに鍵はパジャマの胸ポケットに入れました
確かに入れたのに数分後に胸をまさぐると空っぽ
狐につままれたよう
でもまあ部屋の中にあるのは確かだからそこはそれ
とにかく部屋の鍵が一つでは不安であるからして
コーナンに行ってお姉ちゃんに合鍵を作ってもらったらこれが回らない鍵
再度コーナンへ行ったらばこんどはくそでかいお兄ちゃんが出て来て
マスターキーと回らない鍵を重ねて一言
合ってないですね
えっえー　人によって誤差が出るのかよそのキカイめは
削り直しましょうと言って奥へ引っ込んで数十秒で出て来て
これで80パーセント大丈夫でしょうと渡された鍵で部屋に入ることが出来たんだけど
それでパジャマの胸ポケットに入れた部屋の鍵は一体どこに
部屋中、数回引っ掻き回してへとへとのボクちんの目に入ったのが
古いパジャマでこれの胸ポケットに手をつっこむとあれあったよ
いやうれしかったな
そうか、パジャマの上にパジャマを羽織ってたんだな
ほれでその胸ポケットに鍵入れて、部屋に入るなりに脱いじまった
そして三歩歩いてそのことを忘れてしまった
パジャマの胸ポケットに鍵を入れた記憶だけが残ったとまあこういうわけですか
お間抜けちゃん