日、一文章

これだけ粗末な代物が世界を乗っ取ったその不思議はまずは巨人IBMが
世界標準PCなる大邸宅を建て、その軒先をしたたかなビルゲイツに貸したことから始まる

程もなく，IBMは母屋どころか手足までもビルゲイツに食いちぎられてしまう

次なるアシストはアメリカ通商代表部
ここがある時、アメリカ経済が弱ってる時に植民地日本に押し売りにやってくる
その品目の最後の方にちょこんとWindowsが紛れ込んでいた

国のレベルで国産OSを育てて行こうと既に決めて新聞発表まで済ませていたのに
日本の政治家は二つ返事でこれをのむ

というか　米以外だったら何でも買うの　だって日本はアメリカの植民地なんだもの

おもいっきし横道にそれた
情けないのが国産PCメーカー

あらがうこともなしにオール一色の気持ちの悪いことといったらありゃしない
これにより、天文学的金子をアメリカのその粗末な会社マイクロソフトに呉れてやることとなる

次なるアシストは共産圏の海賊版Windows
賤しいビルゲイツは死ぬ程にもだえ狂い怒ったが、これにより一挙に億の単位でWindowsユーザーが増える
それは直ぐに国の経済成長とともにWindows購入者となった

次なるアシストがこのインターネット
不正コピーのWindowsじゃあインターネットに繋いだだけで向こうから丸見えじゃないのとかのバカ信仰がマイクロソフトを更に巨大にしていく

実際，この卑しい会社はこっそりとWindowsユーザーを特定しようと画策したことがある
粗末なのを売りつけておいて，自分たちの利益のためなら人様を犯罪者にしてでも利益を上げて行こうとするそのチンピラ思想には驚くばかりだ

ともかくもこうやってこの粗末なOSを作る会社が世界を制覇した

もしも、もしもと何度も思う
過ぎたことを思い返せば本当に奇跡としかいえないこの粗末なOS Windowsの大繁栄

もしも、もしもこの粗末なモノがなかったなら
いま私の前にはMacよりも、もっともっと素晴らしいコンピュータがあるのに違いない